魔女の一撃
- ゆくるん
- 2021年4月27日
- 読了時間: 4分

ドイツ語で
『魔女の一撃』
魔女は魔術をつかい、気配を消して知らず知らずに近寄ってくるのです。
そしてターゲットが油断した、
その隙に
強烈な一撃を加えます。
この一撃をくらった相手は、しばらく身動きがとれず、
立ち上がることすらままならないのです。
そして魔女はいつどこに出現するかわかりません。
昔、私のところにもやってきました。
魔女の一撃。
日本語では急性腰痛症。
通称、
『ぎっくり腰』
こんにちは、ゆくるんです。
今日はお察しの通り、
ぎっくり腰についてお話したいと思います。
【ぎっくり腰とは】
● 何の前触れもなく急にあらわれる腰の痛み
● 立つのも困難になるほどの腰の痺れ
● 咳払いしただけで動けなくなるほどの激痛
ぎっくり腰になると歩行や車の運転はもちろん、
立ったり座ったりする動作、
寝返りや着替え、
トイレに行くなどの些細なことも困難になります。
ぎっくり腰によって
「仕事を休まなくてはならない」
「他人の介助がなくては歩けない」
という方も少なくありません。
【ぎっくり腰の原因】
○血行不良
○冷え
○ストレス
○疲労
○筋肉の硬直
特にデスクワークをされている方や、
長時間同じ姿勢をされている方は、
血行不良を起こしやすいので注意が必要です。
また「前かがみ」や
「無理な姿勢」をしたことがきっかけで、
ぎっくり腰になる傾向があり、
「顔を洗う時」
「重い荷物を持ち上げる時」
「中腰」などの動作や姿勢で、
腰を痛めてしまうケースが多いと言われています。
【ぎっくり腰はなぜ繰り返す?】
一度ぎっくり腰を経験すると、
数か月後に再び再発するという方も非常に多くみられます。
ぎっくり腰が1年以内に再発する方は約25%。
4人に1人の方が再びぎっくり腰に悩まされています。
これは血行不良や、筋肉の硬直が根本的に改善されていないことが原因です。
普段の生活リズムや当たり前のようにとっている行動が、
自分でも気付かないうちに疲労やストレスを溜め込んでしまい、
血行不良や筋肉の硬直を起こします。
ぎっくり腰を繰り返す方は生活習慣や姿勢、
普段の何気ない癖などを見直していく必要があります。
【予防と対策】
普段から血行促進やストレス解消を意識していくことが、
ぎっくり腰の予防へ繋がります。
▼血行促進▼
身体を芯から温めることで血行が促進されます。
入浴はシャワーで済まさず、
湯船に浸かって身体をしっかり温めるようにしましょう。
リラックス効果も高まり、質の高い睡眠がとれる効果が期待できます。
質の高い睡眠がとれると、
疲労の回復スピードも高まります。
▼ストレス解消▼
ストレスもぎっくり腰の原因に大きく関係しています。
運動をしたり、
好きなことを楽しんで、
定期的にストレスを解消することを心掛けましょう♪
ゲームや読書も良いですが、
身体を動かすことは血行促進に繋がりますので、
運動やスポーツを適度に楽しむことがおすすめです。
ビタミンCはストレスに対抗してくれる成分です。
ビタミンCは体内では作られない成分で、食事で取り入れるしか方法はありません。
ビタミンCが豊富なブロッコリーやキウイフルーツ、
柑橘類を意識して摂取していきましょう!
▼疲労回復▼
疲労の蓄積もぎっくり腰の原因です。
睡眠の質を高めて、
精神的な疲労と、
身体的な疲労を溜めないようにすることが重要となります。
規則正しい生活を心がけて、
質の高い睡眠がとれる状態にしていきましょう!
寝る前のパソコンやスマートフォンの使用は、
睡眠の質を低下させて疲労の回復スピードを遅らせてしまいます。
できれば睡眠の2時間前は、
使用を控えるようにしましょう。
ヨガやストレッチを楽しむことで、
身体のリラックス効果が高まり、
質の高い睡眠へ繋がります。
筋肉の柔軟化も期待できるため、
ぎっくり腰の予防となります。
【もしぎっくり腰になってしまったら⁉︎】
もし、
ぎっくり腰になってしまった場合は、
安静にすることを心がけましょう!
痛みが出ない姿勢で横になって、
身体を休めることが良いとされています。
腰を揉んだり、触ったりすることは控えてください。
ぎっくり腰を未然に予防するには温めることが効果的ですが、
ぎっくり腰を発症した場合は、
「腰を冷やす」ことを意識してください。
湿布を使用する場合は、
冷湿布を貼ることを推奨します。
2、3日すると痛みが和らいできますので、
痛みが治まったら、
腰を温めていくことを心がけましょう!
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