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春眠、暁を覚えず。

  • 執筆者の写真: ゆくるん
    ゆくるん
  • 2021年4月13日
  • 読了時間: 3分

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こんにちは、ゆくるんです。


春眠、暁を覚えず


春の朝の心地よさを表現する言葉で、

「春の夜は心地よいため朝になったことに気づかず、

思わず眠り込んでします」

という意味です。


春は眠い季節と言われますが、

一体なぜか。


ざっくりいうと、自律神経が乱れやすいからです。


良質な睡眠をとるには、自律神経のバランスを取るのが大事



そもそも自律神経とは?


自律神経は「体の管理システム」のようなもので、

24時間休みなく機能し、生命活動の根幹を支えています。


もっとも分かりやすいのは、

「呼吸」です。


呼吸をしないと私たちは生きていられません。


寝ている間でも、無意識に呼吸はしています。


それは自律神経が機能してくれているからです。


呼吸の他、内臓・血管の働き、体温・血圧の調節、

それから消化・排泄・代謝・免疫など、

全身をコントロールしているのが、

「自律神経」なのです。


自律神経を整えたら最強!!

とも思えるのですが、

自律神経は「無意識」のもの。


体温を上げようと思っても、自分ではコントロールする余地なし!


という訳ではありません。


意識して、バランスを整えるように、

乱さないように、心がけて行動することは出来るのです。



「交感神経」と「副交感神経」


自律神経は、

「交感神経」「副交感神経」の2つに大別されます。


簡単に言うと、以下の状態です。


交感神経【緊張・興奮】

アクティブな状態(日中:活動)


副交感神経【余裕・安心】

リラックスした状態(夜:睡眠)


私たちの体の中では、朝起きてから夜寝るまで、

1日の中で、この交感神経と副交感神経が入れ替わっています。


この2つの神経のバランスがとても大切になります!


そしてこのバランスが乱れている状態を、

自律神経失調症といいます。


バランスが乱れるのは、ストレスの原因が大きく、

ストレス社会と言われている我々日本の現代人は特に注意が必要です。



【自律神経が乱れる原因】


○生活リズムの乱れ

○過度なストレス、環境の変化

○体質的、あるいは性格的にストレスが弱い

○女性ホルモンの影響 



【交感神経が優位すぎな人】


夜になっても落ち着かなくて、

ベッドに入ってからも頭の中で色々と考えてしまうとなかなか寝付けず、入眠困難に陥ってしまう事があります。


その結果、日中も睡眠不足、

耳鳴りや頭痛といった不調に悩まされます。

血行不良から冷えやコリ、内臓の不調、

イライラしやすくなるなど、あらゆる症状がでてきます。



対策として↓

◎ゆっくりと入浴をして体を温める

◎食事もしっかり噛んでゆっくり食べる

◎アロマテラピーやマッサージを受けて

 リラックスタイムを作る



【副交感神経が優位すぎな人】


朝起きてからもずっと眠たくて、一日中ぼーっとしてしまったり、

集中力が低下してしまい、鬱のような状態になってしまう事があります。


低体温、血圧の低下、さらに下痢などの内臓の不調などの症状が出てしまいます。


対策として↓

◎体を動かす習慣を作る

◎朝日を浴びて体内時計を整える

◎手や足先に冷水をかけて、脳・神経に刺激を与える




加齢により下がっていく「副交感神経」


十代をピークに、

加齢によって「副交感神経」の働きは弱くなっていくと言われています。


そのため、

「副交感神経を意識的に上げる!」

ということが、バランスを保つことにつながります。


自分の意識で上げたり下げたりコントロールは出来ないものの、

「副交感神経を高い状態にする行動を取る」ことがポイントです♪



朝の『ゆっくり』が一日を決める


朝はゆるやかに自律神経が入れ替わる時間帯です。


その時に、例えば、

「寝坊した!」と焦ったりすると、

交感神経を刺激しすぎてバランスが乱れてしまいます。


一旦そうなると、その後に安定した状態に戻すことは難しいそうです。


朝、数分でも良いので

「ゆっくり呼吸する」「ゆっくり動く」

整えることを意識したいものですね^^



もし体に何かしら不調を感じているのであれば、

どちらの神経が過剰に優位になっているか確認して、今日ご紹介した対策を取り入れてみてください(^-^)



 
 
 

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